英語・洋書・書評

ブランド人になれ! by 田端信太郎 ソーシャルメディア、正直にパッションを持ってなにかに没頭する、そういう生き方を改めて考えさせられる一冊

著者とこの本について

この本の著者、田端信太郎は時代における最先端企業を渡り歩いてきて、プロ野球選手以上のサラリーをもらっています。日本一のプロサラリーマンとして、自分の名前で仕事をして成果を出す「ブランド人」になるための道を開くための本になっています。前職のLINE上級執行役員の頃から僕は著者のことを知っていたので、気になって読んでみました。最近多い起業系でもなく、個人のブランディングについて熱く書かれた内容になっています。

全体的には会社の中でどのように成功するかという内容が多いですが、そのなかでも個人ブランディングが際立ってました。

優秀な人 vs. おもしろい人

「優秀な人」と「おもしろい人」、どちらが希少価値が高いか。それは断然後者です。安く定まると書いて安定と読む。正しいよりも楽しい道を、賢いよりもおもしろい道を選びとれという言葉が尖ってます。そして今は貨幣ではなく情報の時代。しかも殆どの情報はインターネットで手に入ります。僕も情報発信するニューヨーク州弁護士としてブログを発信しているのですが、「何を知っているか」よりも「誰に知られているか」を問うべきなのです。例えば一流の人、いわゆるインフルエンサーに知られるということはこの上ない価値があることなのです。

お金について

お金についても考え方が戦略的です。本書ではホリエモンの話がよく出てきます。例えば、ホリエモンは1000万円以上貯まらないようにしているとのこと。お金は貯まると淀むから次から次へ使うのだそうです。お金はそれ自体には価値はない。商品や経験に換え、そこから自分をブランド化していき、前に進むためのエネルギーを汲み取らなければ意味がないのです。

発信者たれ!

そして後半になると、発信者としての熱いメッセージのオンパレードです。フォロワーは持ち運び可能な資産であり資本、炎上について、名刺を捨ててツイッターをやれ、最初は誰でもゼロからのスタート、泣き言をツイートするな、など共感できる彼の思いがグイグイきます。

最終章

最終章はとても深い内容です。たかがカネのために働くなという、一見サラリーマンとは矛盾することですが、何度もうなずくほどの熱いメッセージが続きます。自分が没頭するほどのことをパッションを持ってやり続ける、これがブランド人になるための最強の日々なのです。

気づき

どのような仕事をどの組織でしようとも、これからの時代は個人ブランディングができるかどうかが鍵になります。ソーシャルメディアを駆使して、人として正直にパッションを持ってなにかに没頭する、そういう生き方を改めて考えさせられる一冊でした。

 

 

 

 

 

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