英語・洋書・書評

英語の多動力 by 堀江貴文[書評#2] 英語で世界を見てレアな価値を創る人材が今後は必要

堀江貴文氏の新刊、「英語の多動力」をさっそく読んでみました。僕はすでに英語は普段から使っているし、アメリカ生活も長いですが、堀江氏がどのような切り口で英語と多動力について語るのかが気になり、手にとってみました。今回はその書評2回目です。1回目はこちら

なぜ英語を学ぶのか?

これは英語を学ぶ目的を具体的にするほど上達しやすいというもの。ただ英語に憧れるとかなんとなく喋れたらいいなあというだけだと挫折するので、例えば外国人に道案内をできるようになりたいでもいいし、会社に英語で電話がかかってきても慌てないようになりたいとか、洋書の小説を読めるようになりたいでもいいです。僕が最初に留学したときはむしろそういう具体的なものではなく、日本から出てアメリカで生活したいという思いしかなかった気がします。それでも良かったのは、まず行動したからだと思います。僕の経験であるとにかく行動というのは本書の趣旨と完全に一致していました。

まずは一つのことにとことんハマれ

趣味とか大好きなことがあると人はそのことに没頭します。これを英語にも活用したらいいのです。僕の場合は、本書の例にもありますが、英語の発音にハマりました。日本人はもとより、アメリカ人から発音がいいと褒められたときはとても嬉しかったです。それによってもっと上手になろうという気持ちになります。発音にハマると自然と会話を自分からするようになり、外国人と積極的に話せるようになり、話すためには英語の単語とかフレーズが必要になるのでボキャブラリーが増えるし、そういう相乗効果で英語力は急上昇します。自分が好きな、没頭できるなにか一つに偏っていい。その点と点がいつかつながり、やがて太い線になる。確かにそうです。僕も最初アメリカで語学学校にいた頃は小さい点しかなかったのが、やがてロースクールにいき、ニューヨーク州司法試験を突破するほどの太い線になったのです。この、ハマれる何かは、自分の「好き」なこと。なんでもいいので「好き」に忠実になることで飛躍できるのです。

次々に教材をハシゴする

英会話の本とか、文法の本とか、オンラインのリスニング講座とか、こういう教材はいっぱいありますが、もし飽きたりしたりなんかつまんないなあってなったら、さっさと別の教材に移る。たしかに、せっかく買ったから最後までその教材をやり終えるとか、勉強なんだからやりきるとか、そういうのは必要ないのです。何十万もする高額な教材は別として(そもそもそれを買うべきかは疑問)、一つの教材は数千円なので、どんどん試しましょう。僕もいろいろ試して、つねに数種類の教材で「一応」ですが勉強してました。留学の前にTOEFLの勉強をしてた頃は、日本の教材だけではなく、全部英語の洋書バージョンの教材まで手を出して勉強しました。その頃は英語を英語で学ぶことにハマっていたからです。今思うと、方法はなんであれ、飽きて別のにすぐ移っても、日本にいながら英語の環境に常に身を置く、英語に触れるというのが絶対良かったのだと思います。

英語を学ぶ意味

このセクションはかなりのものです。この翻訳テクノロジーが発達した今、英語を学ぶ意味は何か。それは直に生身の人間同士でコミュニケーションを取りたいという本質的な人間の欲求があるから。自分の口から英語を発したいという人間の普遍的な欲求。これは英語を学ぶ意味の域を超えた、人間とは何かという次元まで行ってしまってます。しっくりくるように、具体的にどう英語と関係するかというと、

  1. 今後確実に重要になるのは、百姓のような他動力という生き方。
  2. 百の生業を成すことで、それぞれが相乗効果的に絡み合い、未だ見ぬ「価値」を創れる人材になれる。
  3. このような生き方をするには国内だけではなく世界をもっと知り経験しなければいけない。
  4. そして、世界を見るには英語が必要なのだ
  5. まずは世界を旅しよう。

英語の必要性を超越して世界を旅するというところまで行ってしまいますが、まさにそのとおりです。以前のブログでも書きましたが、僕は数年前まで海外旅行が苦手でした。それが今は時には毎月、ひと月ごとなど、頻繁に海外に行ってます。

ワクワクする勉強だけやる

これもなぜ英語を勉強するのかというとこに行き着くのですが、自分がワクワクするとか、やっていて面白いとか、なんか気になるとか、そういう勉強をしましょうということ。堀江氏は「面白い」を常に追求してきて、多くの人に会うのは単に楽しいから。ビジネスのためではないのです。面白い人と面白い時間を過ごし、その結果ビジネスのアイデアがうまれ、仕事が広がり、人脈も広がる。なるほどと思いました。損得勘定を入れて勉強したり、人と会ったりしてはだめなのですね。人生の中でワクワクすることをみつけ、それを英語と結びつけ、英語に毎日接するようにしたら必ず上達するものです。僕もアメリカに留学しながら、大好きなジャズもやってました。ニューオリンズだったので日本人が多くいるわけでもなく、ジャズなので現地のアメリカ人と毎日接してました。音楽を通して英語に触れる。これも良かったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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