英語・洋書・書評

英語の多動力 by 堀江貴文[書評#1] 生き方と英語の関係を考えさせられた

堀江貴文氏の新刊、「英語の多動力」をさっそく読んでみました。僕はすでに英語は普段から使っているし、アメリカ生活も長いですが、堀江氏がどのような切り口で英語と多動力について語るのかが気になり、手にとってみました。

内容は読みやすく、堅苦しくない書き方で堀江氏らしい尖った内容とも言えます。僕の経験とも関連する内容がとても多いので、数回に分けて書評を書きたいと思います。

奥が深い「はじめに」

冒頭から、「英語を避けて通る道なんてない。」という言葉。英語を勉強しましょうとかではないのです。そして、この本の題名にもなっているように、「英語」X「多動力」の必要性。これは、成功者と呼ばれている人たちの多くは、この「英語」と「多動力」の掛け算でまたとない経験を積み、その手にチャンスをつかんできたのです。

気をつけないといけないのは、英語だけでできて他に何もできなければ、「英語」X 0 = 0となってしまう。本書は、堀江氏の考え方の本、すなわち古い学び方や価値観をUnlearn(アンラーン)するためのもの

Unlearnとは、常識を一度脇において、物事を見直すこと。そうすることによって思考が柔らかくなり、他人の常識に縛られることなく、本当に自分が求める最適解、つまり英語の学び方、付き合い方に気づくことができる、と堀江氏は言っています。

第1章 英語と未来

英語は実践で学ぶ

なぜ英語ができないのか?それは英語を喋っていないから。これからは、座学で学ぶのは考え直して、実践していきましょう。そして外国人とコミュニケーションを取るようになれば、英語だけではなく人生の勉強になるのです。実践を超える勉学など存在しない、これに尽きるのです。遊びも、仕事も、グローバルに動いて、楽しく自然に英語を使えるようになりましょう。

AIの時代

英語ができる意義は、高度な翻訳機やAI存在する今日必要でしょうか?答えは、英語は絶対必用です。AIは手助けしてくれますが、自分で喋ってアウトプットするほうが圧倒的に早いのです。

そして、このAIを英語を勉強しない理由にしてはいけないです。やらないことはできるようにはならないのです。英語ができるようになりたいなら、英語をやるしかない、これだけです。でも無理してやる必要は全然なく、英語での生活をエンジョイしたらいいのです。僕も日本にいる頃から、アメリカに留学してからも英語を生活に取り入れるようにしていたし、楽しんでいました。誰でも自然に英語は身につきます。

英語ができないと機会損失

英語ができないというだけで、大きな機会損失になってしまいます。ですので、チャンスと手にするためには、英語を学習している・できるということを周囲に発信することが必要です。もしこれから学習しようとする人は、コソコソやすのではなく、早めに周りに伝えておくほうがいいのです。

世界規模:グローバルを行動範囲とする人 vs 地元:ローカルに根付く人

あなたはどっちでしょう。

世界規模:グローバルを行動範囲とする人 合理的・寛容・フラットな人物像で、自分のやりたいことを大切にしている。フットワークは軽く豊かさの指標は情報。場所にこだわらず現在を生きる。希少性が高い人材とされる。英語に毎日触れるのが当たり前の生活。

地元:ローカルに根付く人 情緒的・排他的な人物像で、仲間との絆を大切にしている。フットワークは重く変化を嫌い、豊かさの指標はお金やモノ。地元という場所にこだわり過去の思い出に生きる。希少性は低い人材とされる。

世界の9割は、後者です。英語がテーマなので、このブログの読者の方は前者の要素をお持ちのはずです。堀江氏は完全に前者。僕も前者の世界で生きているし、今後もそうしていくでしょう。ただし、どちらを選ぶとか、どちらが優れているかということではありません。自分のやりたいこと、大切にしたいものを理解するということが必要で、その結果、どちらを選んだとしても、自身の「本音」と合致している限り幸せな人生を追求できるのです。

英語のために外資系か

僕は外資系も日本企業も経験があります。英語を武器にレア人材になりたいなら、日本企業でもいいのです。なぜなら、英語で他の社員よりも抜きん出た存在にあるほうが、自身の存在価値は急上昇するからです。外資系という夢を追いかけるのもいいですが、日本にはまだまだ英語を武器に活躍できる場がたくさんあるのです。

今回は最初の部分の書評ですが、僕の経験と関連することがかなりあり、とても興味深い内容となっていました。

次回の書評も楽しみにしていただければと思います。

 

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