ニューヨーク州司法試験に必要な英語力とは

ニューヨーク州弁護士になるには、ニューヨーク州司法試験(Bar Exam)をパスする必要があります。

そのためには、具体的にどの程度の英語力が必要なのかについて書きたいと思います。

米国ロースクール留学に必要な英語力

アメリカの司法試験を受験するためには、米国ロースクールを卒業する必要があります。

外国人が米国ロースクール留学をするためには、一定の英語力が必要です。ほとんどの学校ではTOEFLで一定のスコアをとることが入学の条件となっています。

例えば、New York University School of Lawでは、TOEFL iBTにおけるスコアは100点が必要とされています。

このスコアは結構高いと思います。日本人にとっては、受験英語ができたら早くて数ヶ月ほどで集中して試験対策をしたら届くのではないでしょうか。

TOEFL試験勉強をすることによって、留学の準備にもなるのでいい勉強にもなると思います。

米国司法試験に必要な英語力

ニューヨーク州司法試験は、英語リーディング力が試される四者択一試験と、ライディング力が試されるエッセイ試験があります。

さすがに司法試験なので、英語力だけではなく、法律用語がたくさんでてきますし、アメリカの法律独特な言い回しがでてきます。

よって単に英語力が高ければ受かるというものではありません。

四者択一試験については速読力、すなわち一語一語意味を理解して読むというよりは、ザーッとキーワードを見つけながら読んでいくスキルが必要になります。

僕は英文学を読むことはあまりありませんが、英文を吟味して噛み砕いて読むという方式では無いと思います。

それよりは、より効率的に正しい法律的解釈をして答えを導き出すスキルが重要になります。

エッセイ試験は言うまでもなく、短時間でできるだけたくさん書く英語力が求められます。

TOEFLでも筆記試験がありますが、米国司法試験は試験時間がより長く、設問も長いです。

また、実際に回答を書き始めるまでに、必要な作業があり、設問を読んで問題点を見つけ、時間配分をしながら回答の構成も考えます。

回答を書きながら、やっぱり結論が途中で変わってしまってはまったく意味がなくなるからです。

終始一貫した論理的な流れが必要になりますからね。

実は、結論が正しいかどうかより、そこに至るまでの過程のほうが重要だと思います。どちらにしても、結論は一つだけとは限りません。

まとめ

米国司法試験に必要な英語力は、基本的な英語力に加え、司法試験という専門的な試験に向けて対策をできるようになるまでが鍵になると思います。

 

この記事を書いた人

Ricky Tokunaga

ニューヨーク州弁護士。テレビ出演、ニュースメディア取材など。
東京在住の会社員。在米期間は11年。
モットーは次元上昇ライフスタイルデザインと一流で自由なライフスタイルのあくなき探求。

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。