一流の達成力 by 原田隆史【書評】

原田メソッドで広く知られている原田隆史氏の著書、「一流の達成力」を読んでみた。最近、目標や夢について深く考えようとしていて、参考になる気づきや発見がいろいろともらえる素晴らしい本となった。

多くの人が目標を達成できない要因

本書ではまず目標を達成できない要因を3つ挙げている。
– 立てた目標を達成するにはどう行動したいいのか
– 目標達成のためのツールがない
– 目標が偏っている

そして、そもそも目標がよく分からない人も多いはず。本書では目標の立て方まで指南しているところが素晴らしい。具体的には、「オープンウィンドウ64」というシートを使い、目標の新しい考え方、達成力の確実な高め方、今よりも高い目標の得方、つまり目標達成に必要な要素を教えてくれる内容になっている。

分かりやすい5章から構成され、自分で行うワークも入っている。実際の具体例もたくさんあるのでかなり実感も湧く。

氷山の一角の顕在意識

目標の達成というと、顕在意識を使う「やり方」に焦点が集まるのかと思いましたが、本書では人間そのものの進化である「心の問題」まで掘り下げている。つまり、自己実現や組織マネジメントでなにをどうしていくという話し合いや行動は氷山の一角にすぎず、その下にある大きな人間の思考や感情に目を向けている。インターネットによる情報化社会になったからこそ、その感情と向き合う必要があるのではないか。

目標には自分と他者、この2つが必要

自分自身に対する夢や目標と、他者や社会に対する夢や目標。この2つはどちらも必要。そこでおもしろい例が書かれていた。

とあるイベントでのパネルディスカッションで、目標について50代以上の参加者と20,30代の若い参加者で意見が食い違っていた。若い参加者は売り上げばかり追い求めるのではなく人のためになりたい、社会を幸せにしたいと言っているのに対し、50代以上の参加者は、社会貢献など甘い、まず自分で稼ぐことができるようにならなければ話にならないという考え方。著者は、この対立した両サイドの意見をきれいにまとめ、みんなを納得させたのだ。

運は必然的

世の中には、運がいい人というか、運を引き寄せるひととそうでない人がいる。その理由は、思考・感情の違い。運を引き寄せる人は、何事も幸せと感じるか不幸せと感じるかを、自分の意志で幸せと感じるほうを選びポジティブになっているのだ。このように、ポジティブな感情を自分で選択し、行動することにより運を引き寄せることができるようになる。

まとめ

目標、自身の感情、そして意外な運の引き寄せまで学ぶことができる良書となっている。「オープンウィンドウ64」を活用して、よりポジティブ思考のトレーニングを習慣化して感情を意思を持って自ら選択できるようにしていこうと思う。

この記事を書いた人

Ricky Tokunaga

ニューヨーク州弁護士。テレビ出演、ニュースメディア取材など。
東京在住の会社員。在米期間は11年。
モットーは次元上昇ライフスタイルデザインと一流で自由なライフスタイルのあくなき探求。

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