ビジネス洋書レビュー アメリカから雑誌が届きました

毎月密かに楽しみにしているのが、アメリカから直接届く専門雑誌。日本では手に入らないところがいいのです。

読み方とアウトプットの仕方によっては法律専門にとどまらないところがすごいです。

どんな雑誌?

アメリカのCorporate Counsel (企業弁護士)向けの月間専門雑誌です。発行元は、Association of Corporate Counselという、直訳すると企業弁護士協会ですね。

僕はメンバーになっているので、住所が日本でもわざわざ毎月送ってきてくれるのです。

専門雑誌といっても雑誌なので、割と読みやすく、写真やイラストも多いので眠くなりません!こんな感じ。

このページはさすがに見出しページなのでほとんど読むところはありませんが、ちゃんと読み応えはありますよ。弁護士でも文字だけの雑誌を読むのはつまらないです。

内容

記事は全部固いですが、今回の特に印象に残った記事がありました。それは、Five Secrets to Successfully Negotiating with Your Own Sideというもの。

弁護士というと敵対する相手と交渉して正義を勝ち取るというイメージがあるかと思います。

確かにそういうこともありますし、企業内弁護士としても、相手方企業と争うこともあります。

その前提として、自分サイドの人たちとどう交渉するかについてが書かれていました。なぜその話がでるかというと、弁護士はもともとネガティブなイメージを持たれていることがどこかであり、法的問題に敏感になりすぎてビジネスを進めるのに障害になるなど、社員の中には過去にそういう経験があったりする人もいるようです。

社内弁護士の役割は難しい側面があり、リスクを見つけて回避する役割と同時に、大事な案件を進めなければいけないというビジネスサイドの要求にも応えなければいけません。

要は、厳しすぎてもいけないし、ゆるすぎてもいけない。そして社内のインターナルクライアント(内部顧客)にどう価値を与えるか。

言うのは簡単ですがこれが奥が深くて複雑なのです。

今回の雑誌記事では5つの秘密として、興味深いものを紹介していました。それは、

The Five Secrets:

  1. Recognize your specific value to the organization: その組織にとってどんな具体的な価値を提供できるか。僕の場合はチームメイト、ファシリテーターとしてですね。契約系のプロテクターでもあります。
  2. Training clients on agreement-related issues and other legal matters:顧客向けのトレーニグの実施。
  3. Building a strong rapport with your clients: 顧客との強い関係の構築。
  4. Setting an upfront framework and expectations with respect to responsibilities: 役割の明確化。
  5. The nine F’s: First-rate attorney, Fast learner and responder, Focused, Facilitator, Friendly, Forecaster, Flexible, Finder of solutions, Finisher

まとめ

企業弁護士にだけ使えるという内容にとどまらないので、アウトプットにとても役立つ内容が盛りだくさんの雑誌です。

まさに、英語ができるとここまで情報格差が生じるのか、というほどの使える情報が満載。特に、今回のThe Five Secrets に出てきたThe nine F’sはビジネスを成功させる上で是非掴んでおきたいシークレットですね。