黄金のアウトプット術 by 成毛眞 情報を「吐き出す」と「発信する」は同じであり違うこと

成毛眞さんの著書「黄金のアウトプット術」を読みました。正確には、もう一度読みました、でになります。昨日本を整理していたらこの本がでてきて、もう一度読みかえしてみたのです。

驚いたのが、この本を最初に読んだときは、情報発信とアウトプットはまったくしていなかったことです。折り目をつけたり線を引いたところはいくつかあったのですが、まったくそれを実践していなかった。読みながらそういう自分にびっくりしました。一体なんのために読んだのか。効果は0%だったのです。

もう一つびっくりしたのが、最初に読んだときはわかったつもりでいたという事実です。今読むと、情報発信について僕がやっていることとほぼ同じ内容が書かれていてすごく理解できます。同じ読み手でも時期とかが違うとここまで理解度も違うものかと。

この本は、題名にもあるように情報を「吐き出す」という言い方をしています。「発信」と「吐き出す」、結局はアウトプットなのですが、そのコンセプトは結構違うものだと実感しました。

なぜ情報は「吐き出す」ことが必要なのか

インプットをするくらいなら、その時間をアウトプットに費やすべき、そう著者は言い切っています。

今の日本人はインプットが過多なのです。

これは全く運動していないのにカロリーばかり摂取しているような状態で、消化不良を起こすし健康に良くない。何事も、入れるならそれ相応に出さなくてはならない。2ヶ月前にパーソナルジムと食事制限を始めた僕にとって、これは目からウロコ。体と同じで、情報もちゃんと摂取量をコントロールして消化しなければいけません。

しかも、インプットのしすぎの自覚がないのがやっかいなのです。

知識の消化不良、無駄な情報による皮下脂肪の厚みアップ、中性脂肪と悪玉コレステロール増加、ストレス蓄積が起きて当然なのです。

脂肪を減らして健康になりたければ、運動して筋トレするか、食べる量を減らすか、どちらかしかないのと全く同じ理屈が情報にもあてはまります。僕はパーソナルジムを始めて2ヶ月で体脂肪率21%から13%に減らすことができました。情報も同じで、そのころから情報発信をしています。

アウトプットしないと、才能の発見機会をロスする

アウトプットをしないということは、そこにあるかもしれない才能の発見機会をロスし続けるということ。今の時代、情報収集、勉強をして、知識、教養を溜め込んで満足しているようでは、もうダメなのです。得た情報をどう発信して、自分の血肉とするのか、価値あるものに変えていくのか、つまり「お金」に変えるのかを意識しなければいけません。

アウトプットを意識的に行っているビジネスパーソンは極小です。著者の実感としては全体の0.1%にも満たないという。情報を自ら発信して、また新たな情報を得る。やらなけらばならないのは、その繰り返しなのです。

アウトプットしない理由は、それには原動力が必要だから。「いいね!」を押すという行為も、リアクションなのでアウトプットではありません。アウトプットはリアクションではなくアクションなのです。自分から起こして、誰かのリアクションを引き出すきっかけを創る側。

インプットの時代はもう終わっています。これからは得た知識や情報を、カタチにする時代。そう確信できる本になっていると思いました。